1/10

16代広吉作・高柴だるま(三春張子)

¥21,000 税込

残り1点

なら 手数料無料の 翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

高さ約34センチの大きな三春張子の高柴だるまです。昭和40年代に人形師の橋本広吉さんから購入したものです。裏面に「三春張子 高柴達磨 文財指定 十六代広吉作」と書かれています。
三春張子は福島県の重要有形民俗文化財で、高柴(旧奥州三春藩高柴村)の集落デコ屋敷内の4軒の家で作られています。全て橋本家でそれぞれ屋号があり、本作は恵比寿屋の橋本広吉さん作。
三春張子は木型を複数使うものもあり、流動的で立体的な姿に特徴のある美しい人形ですが、明治期以降、戦後に再興されるまで、製作される人形の種類は減っていきました。途絶えつつある中でもだるま人形だけは開運福徳の象徴として作られ続け、複雑な張子の技法は引き継がれていきました。
橋本広吉さんは再興に尽力された数人のうちのお一人で、十五代夫人であるお母様は張子名人と呼ばれた方です。昭和40年代に購入したものなので、製作工程全て恵比寿屋内でされていたものと思われます。

〈三春張子の工程〉
木型を作る→和紙(こうぞ)を貼る→のりを手で全体にすりこむ→天日干し→刃で切れ目を入れて型抜き→切れ目をニカワで閉じる→下地胡粉を塗る→乾燥させて凸面を滑らかにする→仕上げの胡粉を塗る→彩色する
※木型は傷まなくなるまで使えます

裏面に少し剥がれはありますが、だるま全体に傷はなく、彩色も鮮やかで新品同様です。お腹はカボチャのような丸みと筋があって福々しい姿形をしていて、力強い印象のだるまさんです。目を入れていませんので願掛けにもお使いいただけます。

サイズ
高さ約34cm
奥行約25cm
幅約27cm
重さ683g

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (3)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥21,000 税込

最近チェックした商品
    その他の商品